LAW&ORDER:LA/ロー・アンド・オーダー:LA

犯罪ドラマの金字塔、最新スピンオフ登場!!

INTRODUCTION

1990年から20年間のロングランを記録した犯罪捜査ドラマの金字塔「LAW & ORDER/ロー・アンド・オーダー」。その最新のスピンオフ「LAW & ORDER:LA」は、これまでニューヨークを舞台に展開してきた本シリーズにおいて初めてロサンゼルスに舞台を移した意欲作だ。
冒頭で事件が起こり、前半はロサンゼルス市警の刑事が事件を捜査して容疑者を逮捕し、後半は検察の起訴から裁判の過程が描かれるという1話完結型のスタイルは本家と同じ。「ロー・アンド・オーダー」シリーズの基本として、その多くが実際の事件をモデルとしている点も共通している。だが、映画の都ハリウッドを要する西海岸最大の都市が舞台とあって、人気俳優や有名スポーツ選手といったセレブリティに関わるセンセーショナルな事件から、華やかな表向きのイメージとは裏腹な犯罪多発地域の凶悪犯罪を描くなど、全体的に派手な印象のエピソードが多いのが特徴だ。

登場人物も、アカデミー賞に輝く映画撮影技師の父親を持つハリウッド育ちと親子2代でロサンゼルスの大規模な暴動を経験した刑事のコンビに、移民の父親を持つ叩き上げや裕福な家庭に育つもマイノリティの問題に関心の高い検察官など、ロサンゼルスという街の多様性を反映したキャラクターとなっている。
キャストもベテランが顔を揃えている。『スパイダーマン2』のアルフレッド・モリナ、『アイアンマン』のテレンス・ハワード、『スクリーム』シリーズのスキート・ウールリッチ、『ファム・ファタール』のピーター・コヨーテ、『ミッドナイト・イン・パリ』のコリー・ストールなど映画界で活躍する実力派俳優たちのアンサンブル演技も見どころだ。

舞台はNYから犯罪者の楽園都市LAへ!

STORY

ロサンゼルス市警の刑事レックス・ウィンターズとパートナーのトーマス・“TJ”・ジャルザルスキーは、共にロサンゼルス生まれのロサンゼルス育ち。ハリウッドのセレブリティのライフスタイルやその取り巻きたち、彼らにむらがるパパラッチらの攻防戦には慣れっこで、スターやマスコミに対しては冷笑的だ。そんな彼らはアーリーン・ゴンザレス警部補のもと、華やかな世界の裏側で起こるさまざまな事件の捜査に日々当たっている。

警察が容疑者を捕らえた後、事件は検察に引き継がれ起訴、裁判が行われる。担当するのはリカルド・モラレス検事補とエヴリン・プライス検事補のコンビと、ジョナ・“ジョー”・デッカー検事補とローレン・スタントン検事補のコンビだ。検察は警察とは基本的に協力関係にあるが、時にはお互いに激しく対立することもある。一方で、しばしば検事補たちは上司であるジェリー・ハーディン地方検事とも激論を交わし、同時にマスコミにも巧みに対応しながら、有罪を勝ち取るために法廷で熾烈な闘いを展開する。

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Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

ロサンゼルス市警察の刑事。元海兵隊員で生まれも育ちもロサンゼルス。刑事だった父親はワッツ暴動を経験しており、自身も刑事となって間もなく1992年のロス暴動を経験した。私生活では既婚中恋愛関係になった元ロス市警のパートナーだったケイシーと再婚し、3人の子供の父親でもある

スキート・ウールリッチ

1970年1月20日、ヴァージニア州生まれ。本名はBryan Ray Ulrich。“スキート”は少年時代のあだ名。大学では海洋学を学びながら映画のエキストラの仕事をこなし、舞台経験も積む。その後ニューヨーク大学に編入し、卒業後は劇団に入団するが、彼の舞台を観たステイシー・コクラン監督が映画『BOYS』(1996)に抜擢。同じ年に公開された『スクリーム』でブレイクを果たす。映画『アーマード 武装地帯』(2009)、TV「ジェリコ~閉ざされた街~」(2006~08)などに出演。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

ロサンゼルス市警察の刑事でウィンターズの相棒。アカデミー賞受賞者である映画撮影技師を父に持ち、映画業界人に囲まれて育った生粋のハリウッド育ち。それゆえ高級志向で洗練された外見など刑事らしからぬ一面もあるが、非常に頭の回転が早く優秀な刑事として知られている。

コリー・ストール

1976年3月14日ニューヨーク生まれ。ニューヨーク大学大学院を卒業後、舞台、TV、映画界で多岐にわたって活動。TVシリーズでは「ロー・アンド・オーダー〈ニューシリーズ2〉」「ER 緊急救命室」(2005~06)などにゲスト出演している。映画では、スカーレット・ヨハンソンと共演した舞台劇「橋からの眺め」を観に来ていたウッディ・アレン監督の目に留まり『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)のアーネスト・ヘミングウェイ役に抜擢された。その他『ボーン・レガシー』(2012)などに出演。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

ロサンゼルス市警察の警部補で勤続20年のベテラン。元アメリカ軍情報部に勤務していた経歴を持つ。部下たちを厳しく監督する一方で、いざという時には頼れるリーダーとして存在感を発揮。優秀な仕事ぶりには定評があるが、意外な過去が明らかになり窮地に陥ることも…。

レイチェル・ティコティン

1958年11月1日、ニューヨーク・ブロンクス生まれ。父はロシア系ユダヤ人、母はプエルトリコ人。8歳でバレエを始め、10歳の時にミュージカル「王様と私」で初舞台を踏む。1978年、『キング・オブ・ジプシー』のダンサー役で映画デビュー。その後、『トータル・リコール』(1990)、『コン・エアー』(1997)、『恋愛適齢期』(2003)、「マイ・ボディガード」(2004)など、多数出演。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

ロサンゼルス郡地方検事局の地方検事補。メキシコ系移民の父を持ち、労働者階級が多く住む地域に育った。ロサンゼルス市警察のパトロール警官から刑事を経て、検事になった異色の経歴の持ち主。正義感が強く、自らのキャリアの危機を顧みず信念を貫くことも。法廷での弁論は鮮やかでマスコミの扱いにも長けている。

アルフレッド・モリナ

1953年5月24日、イギリス・ロンドン生まれ。スペイン人移民の父親とイタリア人移民の母親を持つ。ロンドン市立の名門校ギルドホール音楽演劇学校を卒業。1998年にはブロードウェイデビューを飾り、賞賛を得た。これまでに3回トニー賞にノミネートされている。映画には、1981年、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でデビュー。『フリーダ』(2002)では各映画賞の受賞候補に。近年では『スパイダーマン2』(2004)や『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)などに出演。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

ロサンゼルス郡地方検事局の地方検事補。使命感が強く確固たる信念の持ち主である一方、世間の注目度が高い裁判は積極的に担当するなど政治的野心も強く何事にもアグレッシブ。それゆえ上司にあたるジェリー・ハーディン地方検事と激しく意見が対立することも多いが、一歩も引かず常に強気で臨む。

テレンス・ハワード

1969年3月11日、イリノイ州シカゴ生まれ。TVドラマ出演を経て、1995年の『陽のあたる教室』で本格的な映画デビューを果たし注目される。2004年、『Ray/レイ』では独学で習得した演奏技術を披露して多才ぶりも発揮し、『クラッシュ』では人種差別に苦しむ演出家を好演。2005年『ハッスル&フロウ』でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされた。その他、『ブレイブワン』『アウェイク』(2007)、『アイアンマン』(2008)などに出演。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

モラレス地方検事補とコンビを組んでいる地方検事補。ロサンゼルスのボールドウィン・ヒルズ地区で、アフリカ系アメリカ人の上流中産階級の家庭に育った。保守的で厳格な倫理観を貫く芯の強い女性で、ロサンゼルス市警のマイノリティに対する扱いには不満を抱いている。

レジーナ・ホール

1970年12月12日、ワシントンD.C.生まれ。ニューヨーク大学でジャーナリズムを専攻し修士号を取得。26歳でコマーシャルに出演した後、2000年、映画『最終絶叫計画』のブレンダ・ミークス役でブレイクを果たす。続く『最“新”絶叫計画』(2001)、『最“狂”絶叫計画』(2003)など同映画のシリーズ作には全て出演している。TVでは「アリー my Love」のシーズン4~5(2000~02)に、コレッタ・リップ役でレギュラー出演した。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

裕福な住民が住むロサンゼルス郊外のサンマリノ出身の地方検事補。デッカー地方検事補のアシスタントを務める。保守的な考えに基づき犠牲者のために正義をなし得ることを第一義としているが、時には未成年の容疑者の権利を守ろうとするなど上司デッカーとは意見が対立することもある。

メーガン・ブーン

1983年4月29日、ミシガン州生まれ。フロリダで演劇を学んだ後、「コールドケース6」(2008~09)などのTVドラマへのゲスト出演を経て、2009年、『ブラッディ・バレンタイン3D』で映画デビュー。その他の出演作に『セックス・アンド・ザ・シティ2』(2010)などがある。

Connie Rubirosa コニー・ルビローザ

オリジナル版「ロー・アンド・オーダー」のニューシリーズ3〜6に登場の地方検事補。病気の母親の世話をするためにニューヨーク郡地方検事局からロサンゼルス郡地方検事局へ異動してきた。新たな職場や上司となったデッカー地方検事補のやり方には納得がいかないことも少なくない。
※DVDニューシリーズ3~6は、放送時のシーズン17~20にあたります。

アラナ・デ・ラ・ガーザ

1976年6月18日、オハイオ州生まれ。メキシコとアイルランドの血を引く。テキサス大学で理学療法と社会福祉事業を学んだ後、ニューヨークに移って演技を学び、2001年、TV「All My Children」でブレイク。その後も「ラスベガス」(2003~04)、「CSI:マイアミ」(2005~06、2011~12)などのTVドラマに多数ゲスト出演し、2006年、「ロー・アンド・オーダー」のコニー・ルビローサ役に抜擢された。

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ロサンゼルスという街自体が主役の一つ
本作は、ロサンゼルスという街の特性が最大限に生かされた作りになっている。各エピソードのタイトルにはロサンゼルス市だけでなく周辺地域も含む広範囲の地名や代表する場所が付けられており、起きる事件もその地域に密着したものとなっている。子役あがりの有名スターが登場する第1話「ハリウッド」を筆頭に、有名大学UCLAで殺人事件が起きる第9話では大学が位置する「ウエストウッド」、ポルノ女優が殺される第13話ではポルノ産業が集まる北部郊外の「ヴァンナイズ」といった具合。西海岸らしく有名ビーチで起きる事件も登場するほか、本家同様、臨場感を出すため実際に街でのロケーション撮影を行っている。

映画でもおなじみの華のある実力派キャスト
ニューヨークが舞台のオリジナル版「ロー・アンド・オーダー」をはじめとする本シリーズでは地元ブロードウェイの実力派俳優が多く起用されていたが、本作ではハリウッドを要するロサンゼルスが舞台とあって、映画を中心に活躍する個性的なキャストが集結している。検察チームの要であるリカルド・モラレスを演じるのは、『スパイダーマン2』や『ダ・ヴィンチコード』ほか多くの映画に出演し舞台でも活躍するアルフレッド・モリナ。もう1人の検察官デッカー役には、『ハッスル&フロウ』でアカデミー賞®候補になり、『Ray/レイ』や『アイアンマン』などヒット作に出演するテレンス・ハワード。刑事ウィンターズ役のスキート・ウールリッチは『スクリーム』や『楽園をください』などに出演。さらに検察側のボスを演じるピーター・コヨーテ、刑事たちを率いる警部補役のレイチェル・ティコティンなど、映画・テレビでキャリアの長いベテラン勢が脇を固めている。

ロサンゼルスらしい多様性を反映したキャラクター
オリジナル版「ロー・アンド・オーダー」のストリート感のあるニューヨーク市警察の刑事に比べると、本作のロサンゼルス市警察の刑事たち、さらに検察官らは、明るく開放的な西海岸の雰囲気にふさわしくスタイリッシュで洗練されたルックスが特徴。また、各キャラクターのバックグラウンドも、皆ロサンゼルス育ちではあるが、人種や育った環境などによって個性の違いが現れている。親子2代に渡り刑事となったウィンターズは、父親の代と自分の代でそれぞれ悪名高いロスの暴動を体験しており自らの職業に強い使命感を抱いている。相棒のTJはハリウッドの業界人に囲まれて育ったため、刑事らしからぬ粋なタイプでセレブや映画業界人などのあしらいも慣れたもの。一方、検察官モラレスはメキシコ系移民の家に育った叩き上げ。このように裕福な地域出身か労働者や移民が多く住む地区の出身かという違いだけでも、それぞれのキャラクターの信念や問題意識などに個性がみられ興味深い。

ロサンゼルスで起きた有名事件も元ネタに
オリジナル版と同じく本作でも実際に起きた事件が元ネタになっているが、各エピソードのタイトルに地名がついていることなどからもわかるように、とりわけロサンゼルスで起きた事件が多く題材となっている。パリス・ヒルトンらたくさんのセレブを狙ったティーンエイジャーの強盗団の事件から、犯罪多発地域として知られるダウンタウン南部のサウス・セントラルで起きた“グリム・スリーパー”と呼ばれる連続殺人事件など、広く知られている有名な事件がベースとなっているエピソードが多数。

Law and Order:LA

LAW&ORDER/ロー・アンド・オーダー:LA バリューパック

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