ホンド油田の掘削基地の作業員、フレディ・ラミレスの死体が海から浮かび上がる。死因は殴打によるもので、基地での聞き込みからは殺人事件につながる不審な点は見当たらない。だが、彼が休暇中に滞在しているモーテルの部屋から何かの記録が記されたノートと政府の検査証明書、さらに駐車場から殺人に関わる証拠が発見される。やがてフレディが基地の安全問題に関わる内部告発をしようとしていたこと、また女上司から執拗な嫌がらせを受けていたことが捜査の過程で明らかになる。